【カインズ】いまだ収束は遠い!? ウッドショック後のカインズ2021/9 -> 2021/12のわずか3カ月でSPF材がさらなる高騰!

昨今のウッドショックで木材が高騰しているのは、各種報道や下記の私のブログでも記載した通りです。

2021/8の調査にて、ウッドショックの影響による木材高騰の実態を私が実際にホームセンターで価格調査した内容を記事にさせていただきました。
あれから約4カ月が経過し、「ウッドショックもそろそろ収束か!?」みたいな記事もちらほらと見られるようになってきました。

何度も言いますが、このサイトはワンバイ、ツーバイのSPF材でのベッドづくりの設計が中心コンテンツです。

そろそろ材料の価格も落ち着いてきてほしい、という切なる願いを胸に、最新の情報を探るべく、ウチの近くのカインズに価格調査に向かいました。

結果、見事に打ちのめされる結果となりましたので、ここにご報告させていただきます。

なお、ウッドショックについて詳しくは下記をご覧ください。

【悲報!】SPFのツーバイ材、ワンバイ材が歴史的高騰!ベッド製作はお早めに!(切実)
今回の調査対象は、私の地元の大型ホームセンター、
です。

価格調査は 2020/11,  2021/9, 2021/12 の3回を実施していますので、時系列に木材の種類別に見ていきましょう。

なお、カインズは税込みの価格表示です。

ワンバイ材(1x4) 6フィート

3カ月前の価格はセール価格だったとはいえ、何と60%以上の値上りとなっていました。

昨年はホームセンターによっては200円を切る価格で売っていたケースもあった1x4の6フィート材ですが、今や2倍以上...。

さすがに初っ端からこの結果は私も少々ショックを受けてしまいました。

ワンバイ材(1x4) 12フィート

続いて12フィートの長尺材。こちらは2020/11→2021/12で5割程度の値上りとなっています。

ツーバイ材(2x4) 6フィート

DIY材の代表格、どこのホームセンターでも売っている2x4の6フィート材。
2020/11のカインズ朝霞オープン特価では300円を切っていたのですが、何とこちらも2倍超の値上り

さらに、すでにウッドショックの影響を受けていた2021/9からも40%程度の値上り、と状況の深刻さが浮き彫りになりました。

ツーバイ材(2x4) 12フィート

こちらも事態は極めて深刻です。わずか3カ月で400円の値上げ...。

これらの調査結果はYouTubeで動画にもしていますので、こちらもご覧ください。

まとめ

今回の調査は、実はさらなる値上りを皆さんに伝える目的ではなく、「やっとウッドショックが落ち着き、値段が下がり始めました!」ということを伝えたいという思いで実施していました。

が、見事にその思惑は打ち砕かれてしまいました。結果がコチラ。
何よりも衝撃だったのが、すでにウッドショックの影響で大幅値上げされていた2021/9から、わずか3か月後の今月にもこれだけの値上げがされていたということです。

たとえて言うならば、去年は400円だった吉野家の牛丼が、今年の9月に600円、12月に800円になりました、っていう状況ですよ!牛丼の価格なら大騒ぎですよね。

SPF材の価格は牛丼ほど関わる人口が多くないので、そこまでの世間の話題にはなっていませんが、それほどとんでもない事態だということはお判りいただけるかと。

ベッド製作本のタイトルも「看板に偽りあり!?」

このブログで紹介している私が執筆したロフトベッド製作本で使っている材料は、ツーバイ材、ワンバイ材のみです。

さらに悪いことに、「予算1万円!」だの「1.5万円!」だのとタイトルで言っており、現状のSPF材の価格では、正直なところほぼその予算では製作不可能な状態になっています。

さすがにそろそろ本のタイトル変更も考えなければ、とは思っていますが、さすがにコロナも収束の方向?でそろそろ元の価格に戻ってくるのでは、という思いも捨てきれません。

わずかな望みを胸に、もう少しこのままのタイトルで販売を続けたいと思います。

「タイトルより材料費がかかったぞ!」という皆様、申し訳ありませんでした。
すべてはウッドショックが悪いんです。

そんな状況ですが、それでもベッドDIYに挑戦したい!という方は、下のリンク のロフトベッド手順書でぜひチャレンジを!部屋の広さや高さに応じて10タイプをご用意しました。
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