パワーポイントファイル(ppt, pptx)からKindle KDPで電子書籍を出版する

パワーポイントを使ってKindle出版をするには?



今回は木材で何かを作るDIYの話ではありません。電子出版の話。

私が書いた右の本はAmazonのKDP(Kindle Direct Publishing)で電子出版しています。
元データは何とパワーポイント2000 (Microsoft Powerpoint 2000)で作成しています(古い...)。

いろいろ検索したのですが、パワーポイントからKDPで出版している方があまりいないようで、これといった手順の決め手がなく、やり方を試行錯誤することになりました。

何とか無事に出版することができましたので、備忘録の意味も兼ねてうまく行った手順を記しておこうと思います。

※ここで紹介している内容はWindowsに対応しています。

1.パワーポイントで本を作成する

ページ設定はデフォルトの24cm x 18cmを選択した場合、iPadやKindleなどのアスペクト比が4:3の端末ではおおむねピッタリ表示されます。

タブレットなどスマホなどのアスペクト比が16:9や16:10の機種を読者のメインと考える場合は、24cm x 14cmなどに設定しましょう。

2.CubePDFでPDFに変換する

PDFに変換する方法はいろいろありますが、私はCubePDFを使いました。
CubePDFのダウンロードサイト
CubePDFがインストールされていない方はまずはインストールから。

パワーポイントの印刷のメニューでプリンタをCubePDFを選択し、「プロパティ」を選択。
詳細設定にて、印刷品質を2400dpiに設定。デフォルトの1200dpiだと絵の表示が少々荒かったです。

じゃあ最高の4000dpiにすれば良さそうですが、私が試した際、3600や4000にすると、なぜかPDFにしたときにレイアウトが崩れました。











例えば3600dpiの時には下のようになりましたが、










2400dpiなら下のように無事でした。原因は不明。

最後にプリンタで印刷するかのように印刷ボタンを押すと、下の画面が表示されますので、保存先を指定して「変換」ボタンを押すとPDFファイルが出来上がります。

3.Kindle Textbook Creatorを使う

※ 2019/3/10追記 Kindle Textbook Creatorは提供中止になり、後継製品のKindle Createになったようです。以下、書き直しました。

3.Kindle Createを使う

mobiやePubなど、いくつかの変換ツールを試しましたが、結果的にこれが最もうまく変換できました。実はパワーポイントとの相性が良いのでしょうか。

これはKindle自体が提供しているツールで、ここからダウンロードできます。
Kindle Createのダウンロードサイト(英語サイト)
この「Kindle Create」は英語サイトからのダウンロードですが、私が試した限り、日本語のパワーポイントも無事に変換できました。

おそらく日本語でも横書きのものであれば問題なく使えるのかと思います。
(私は縦書きの本は試していないので推測です)。

起動すると下の画面が出てきます。「New Project From File」を押してください。

このページのベッド製作手順書のように絵や画像の多い本を作成する場合は、「Textbooks, Travel Guides, Cookbooks, Music books」を選択して「Choose Files」を押します。

PDFファイルの選択画面に行きますので、2. で作成したPDFファイルを選択します。

無事、変換が終わったら、パワーポイントの画面と似た感じで結果が表示されます。念のためにそれぞれのページのレイアウトが乱れていないか確認しましょう。


右側の「Include in Table of Contents」のチェックボックスをオンにして、それぞれのページのタイトルを入力します。日本語でOKです。

これを全ページ手入力しなければならないのが少々面倒ですが、読者がKindleの目次機能でページを開けるようになるので読者にとって便利になります。

実は私が出版した本はこの作業をやり忘れてしまったまま出版しています。
このままだとKindleでは「目次なし」の状態になります。

まあ、やらなくても出版はできますが、ページが探しやすくなるので、買ってくださる読者のためにやってあげた方が良いでしょう。


タイトルがつけ終わったら、メニューから「File」「Save Project As」で名前を付けて保存します。ここでは新規に空のフォルダを作成し、そこに保存した方が良いです。
この段階でkcbという拡張子のファイルと、kcbファイルと同じフォルダに「resources」というフォルダが作られ、関連するファイルが格納されます。kcbファイルはこのツールで編集する際に開くファイルになります。
次に、「File」「Publish」を選択し、kpfという出版のためのファイルを作成します。

このkpfファイルがKDPにアップロードできるファイルになります。

4.Kindle Previewerで確認

Textbook Creatorと同様、 ここから Kindle Previewerをダウンロードし、インストールします。
Kindle Previewer のダウンロードサイト
  • 作者の環境では、Kindle Previewerの古いバージョンではKindle Createで作成したファイルが開けませんでした。
  • 起動が画面が古いバージョンになっている方(下記を参照)は、現在のバージョンをアンインストールして、上記からダウンロードした新しいバージョンを使ってください。

古いバージョンのKindle Previewerの起動画面
↓下記の画面の方は新しいバージョンをインストールしなおしてください↓

↑古いバージョンの画面↑

↓新しいバージョンの起動画面(これならOK!)↓
起動すると上の画面が出るので、画面上に3.で作成したkpfファイルをドラッグ&ドロップして、「向き」を横向きにすると...。
無事に表示され、目次も作成されています。

「表示」「基本設定」から縦横比を4:3(この本の場合)に合わせれば...。
無事にキレイに表示されました!
この画面でも、表示の乱れ、画像の抜け、フォントなど問題なく表示されているか確認してください。

ここまで確認できればこのkpfファイルをKDPにアップロードすればOK!

アップロードのやり方などは、他の出版経験者の皆様が説明されているので、そちらにお任せします。

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